夕方、千波湖のランニングを終えたよっちゃんが立ち飲みに来てくれる。
首にタオルを巻いて、美味そうにビールを流し込む。
この前の15時間マラソンの途中、よっちゃんがシラトリさんにこんな話をしているのが聞こえてきた。
「僕はね、どんなに寒くても(防寒防水用の)手袋をしないんですよ。魚を素手で扱わないと勘が鈍るから」
男だなぁ。
あんなに寒い冬の市場で、氷水の中に平気な顔で手をつっこんで魚を鷲掴みにする。意地とプライド。
そして、好きな季節は冬。
理由は「魚が腐らないから」
水戸のさかな君。
よっちゃん。
38歳。