1月21日 曇り〜雨

ランチタイム。オープン後すぐ、近所でマッサージ屋さんをやっているシラトリさんが世界一の評価を受けたコーヒー豆「エル・インヘルト」を飲むためにご来店。実は何日か前にこのブログで発表して、すぐに売り切れるかと思いきや、ぜんぜん反応がなくてどうしたものかなと思っていたところ。「僕らが楽しむために仕入れた豆だから、ぜんぜん自分たちで飲んでも構わないんだけどね」とか言いながらもやっぱり腑に落ちない。

なんだかな。

お客さんのいない店内、BGMはシガーロス。

フジオ「どうっすか?シラトリさん」
シラトリ「・・・豊かな時間をすごせました」

もうね、この一言で十分。ありがとうシラトリさん。今度マッサージお願いします。

その後はかなり忙しく、ちょうど2回転。ここ数日ランチは大盛況。

 
ディナーはぜんぜん駄目。もう我慢するしかない。ランチがどんなに忙しくても利益はほとんどない。それでもとにかくいいものを作りいいサービスをするしかない。いつかこのお客さん達がディナーにも来てくれるはず。

 

さて、僕らがブログを書く理由(2)。

理由その1。東京の友達へ近況を報告するため。

D&D周りの個人名がたくさん出てくるのはそのためだ。かなり個人的な手紙を書くような気持ちで毎日書いている。

理由その2。店のことをよりよく知ってもらうため。

これは分かりやすく言うと広告宣伝のため。blackbirdはオープン前からお金がが発生する広告をしないと決めていた。媒体を使わなくても僕らは既にこんなにお客さんを惹き付けることが出来るメディアを持っている。

理由その3。全ては物語のために。

D&Dに入る前、過去4年分のナガオカ日記を全部プリントアウトして一気に読んだ。そこにはナガオカさんがたどってきた苦労や楽しかった思い出が赤裸々に綴られていた。面白くて一気に読んだ後、「僕も店をやったら絶対に自分の日記を公開しよう」と思った。

ちょっと前に芸術館ヤマモトさんからこんなメールをいただいた。

「blackbirdのブログに自分の名前が登場したとき、blackbirdという物語の登場人物になったような不思議な気持ちがした」

blackbirdはもうすでにひとつの物語を紡ぎ出している。

今後、新しく入るスタッフにもこのブログに書かれた物語を共有して欲しい。僕らがなにに戸惑い、なにに躓き、なにに喜んだかを知ることは決して無駄なことではないと思うのだ。