23/Aug/2008

8時前に起きる。

びっくりするほど涼しい。東京もそうなのだろうか?長袖を持ってきていないからどこかで買わなきゃ。

実家がネットがつながっていないため、どうすればネットができるかを調べると、どうやら市営の生涯学習センターというところでできるらしい。優子(妹)が起きてくる。どうやら今日一日ヒマらしく、物件の内見に付き合ってもらう。優子は実家にいて、水戸の大学を卒業し、水戸の福祉関係の会社で働いている。水戸事情にはかなり詳しいはずだ。

約束は13時からなので、その前に早めのランチをすることに。水戸周辺で一番流行っているというパスタ屋に行く。数年で数店舗に広がっているそうだ。う~ん、これで流行るんだろうか?確かに店内はこぎれいだし、メニュー数はバカみたいに多い。でも・・・。

 

さて、最初の物件ですが、結果からいうと

「すごーくよかった!」

です。ただ、水戸の北口エリアが本当に人が少なく、その物件の周りも土曜日なのに歩いている人はほとんどなし。どんなにいい物件で、かっこよくして、おいしいものを出しても、お客さんに来てもらわないことには話しにならないっていう一番大切な条件で疑問が残る。

 

15時にもうひとつ、別の不動産屋で住居用の部屋を見せてもらう。

約束の不動産屋の中に入って「お電話した沼田ですが・・・」と告げると

60歳くらいの社長と思しき人に明らかに嫌な顔をされる。

社長「おたくお勤めは?」

僕 「はい?・・・少し前まで東京でコックをしていて、近々水戸でパスタ屋をやろうと思っています」

社長「は?それで、どこら辺でやろうと考えてるの?おたく水戸の人?いや水戸はね、最近すごい厳しいの知ってる?特に洋食でしょ?」

僕 「(さっき見てきた物件の詳細が書かれた紙を見せる。半ば呆然としている)」

社長「(ぱっとみてすぐ)五軒町?あぁダメだね、こりゃ。絶対こんなの借りちゃダメ。おたく本気でやろうと思ってるの?半年持たないね、すぐつぶれるよ。」

僕「(言葉もなく、どうしていいかもわからない)そうでしょうか・・・」

社長「そう、絶対!もうね、この辺のこの通りは何屋を出してもダメ。こんな物件に~万も払うなんて。おたく本気でここにする気なの?」

僕 「まだわかりませんが、悪くないと思ってます」

社長「あのね、水戸で流行ってるのは日本そば、うどん、ラーメン、その3つだけ。あとはバタバタつぶれてるよ。場所も駅前のこの辺と、ダイエー裏と大工町のこのエリアだけ。あとは全部ダメ」

僕 「・・・」

結局15時にそこに入って丸1時間、いかにその物件がだめかの話を聞かされる。

やっぱり自分はよそ者なのだ。ロン毛でひげで、ジーンズでスニーカーで練習しなきゃ茨城弁も話せず、地元に親しくしている友人もほとんどいない。高校を卒業してから13年、最初に故郷を捨てたのは自分のほうなのだ。いまさら地元愛を叫んでも、地産地消を謳っても都合がよすぎるってもんだ。わかっていたつもりだけど、どうしようもなく悲しくなる。そしてこの目の前のおっさんの言ってることもあながち間違いではない。盛り上がっているところに頭から冷水をぶっ掛けられたような気分。

これは本当にダメな物件なのだろうか?

本当に半年でつぶれるんだろうか?